結婚式 姉妹・兄弟の服装 | ご親族様の参列衣装

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親として、姉妹兄弟として…。家族・親戚の構成が変わるにつれて、ご自身が結婚式に参列する立場も変わってきます。

今回は、新郎新婦のご姉妹として結婚式に出席する際の「服装マナー」と「おすすめドレス」をご紹介します。

目次

・服装選びのポイント

・【新郎新婦の姉妹】和装の場合

・【新郎新婦の姉妹】洋装(ドレス)の場合

・おすすめのドレス

・Micie. Prive(ミーチェ プリヴェ)

親族の中で一番格の高い服装は、両親です。一般的にご両親は「正礼装」。ご姉妹やご兄弟は、それに次ぐ「準礼装」と言われてきました。

しかし、最近はガーデンウエディングやレストランウエディングなどカジュアルな雰囲気の結婚式も増え、また少人数ウエディングなど結婚式の種類・規模も様々になりました。

こうした中で、ご両親の服装も「正礼装」に限定されなくなってきているのが現状です。

長野県・軽井沢「石の教会」で結婚式を終えた新郎新婦とそのご両親。

【新郎新婦の母親・姉妹】

お母様は、「黒留袖」もしくは「マザードレス」を着用します。これまでの結婚式では、母親は和装が一般的とされていました。しかし近年は、「洋装(マザードレス)」をお召しになる傾向も強まっています。

またマザードレスは留袖に比べデザインの幅が広いため、これも親族様ご衣裳の多様化を後押ししています。


ご姉妹様も、両親と同様にゲストをもてなす立場となります。ゲストをお迎えしたり、お相手のご親族様とあいさつをする機会もあることでしょう。そのため、失礼のない服装が求められます。

お母様同様に「和装」「洋装(フォーマルドレス)」どちらもお召しいただけますが、近年の傾向としてはドレスが主流となっています。ご姉妹様の服装は、お母様のご衣裳を軸に考えます。品のあるご衣裳をおすすめしますが、必ず「準礼装」である必要はありません。ご衣裳の「格式」にとらわれ過ぎず、バランスを意識することが大切です。

【新郎新婦の父親・兄弟】

お母様の「黒留袖」と対照的に、お父様のご衣裳は「洋装(モーニングコート)」が定着しています。これは、日本でウエディングドレスが浸透し結婚式が神前式からキリスト式に移行してきた流れの中で、チャペルでバージンロードを歩くときに紋付き袴では不釣り合いになってしまうことがきっかけになったと言われています。

長野・軽井沢にある「石の教会」にてご結婚式を終えた、新婦のお父様とお母様。

ご兄弟様についても、洋装が基本です。今では和装(羽織袴)をお召しになる方はごく少数といえるでしょう。特別な理由がない限りは、ブラックスーツやそれに準ずるご衣裳を着用します。

ご結婚式で男性親族のご衣裳は洋装が多くを占めており、種類も多くはありません。一方で、女性親族のご衣裳は「和装」「洋装(ドレス)」どちらも見られるうえに、その種類も多岐に渡ります。

とくに悩まれる方の多いご姉妹様の衣装を、くわしく解説します。

和装の場合

【新郎新婦の姉妹】

未婚~20代…

振袖 or 色留袖

未婚 30代以降…

色留袖

既婚者…

黒留袖 or 色留袖

和装の場合、未婚か既婚かによって着るべきご衣裳が異なります。また「振袖を着るのは、30歳前後まで」との考えが一般的です。

しかし近年は、未婚の20代のご親族様でも「振袖」ではなく「色留袖」を選ばれる方もいらっしゃいます。これはご自身の振袖をお持ちでない方が増加したことや、親族様ご衣裳の多様化が進んだことに起因すると考えられます。


さらに、かつての「既婚の親族は黒留袖」といった考えは縮小傾向。既婚女性についても、「色留袖」が選択肢に挙げられるように。特に20~30代で既婚のご姉妹は、色留袖をお召しになる方も多いようです。反対に、落ち着いた色や柄を好まれるとの理由で、~30代の女性でも「黒留袖」を好んで選択するパターンも見受けられます。

バランスのとれた衣装を選ぶ

ドレスを含めご衣装の多様化が進んだことで、「マナー違反ではないけど一般的にはこっちが主流」といった声は重視されなくなりました。会場・家族間でバランスとれたご衣裳であれば、お好きなご衣裳をお選びいただけます。

一方で地域ごと、ご家族ごとの習わしなどがある場合は、そちらを優先していただくことも大切です。また、列席者様がフォーマルな場へ参加慣れた方が多い場合など。一般的なフォーマルルールに沿ったご衣裳をお選びになる方が、無難かもしれません。とはいえ、お式自体がカジュアルな雰囲気の場合には、その限りではありません。

結婚式には、今後のお付き合いが長く続く人々が出席します。みんなが心地よく過ごすことのできるよう、バランスを意識しご衣裳を選びましょう。

フォーマルドレスの場合

「母親は黒留袖」といったイメージは、今でも根強いです。一方、ご親族様のご衣裳はドレスが基本となりつつあります。ドレスを選択される事情は様々ですが、「和装は着慣れない」「動きやすい服装がいい」「お食事も楽しめる服装がいい」などのほか、「特別な日を一番美しい姿で過ごしたい」といった理由があげられます。

洋装の場合は、和装のような厳格なルールはございません。ひとつ、大切なことはお母様のご衣裳とのバランスです。結婚式では、お母様(ご両親)が最も格式高いご衣裳となります。ご姉妹様の衣装は、それと同等もしくは少し格の下がるご衣裳がふさわしいとされます。

フォーマルドレスの正礼装は、時間帯によって異なります。肌の露出の有無など差はありますが、一般的には丈の長いドレスほどフォーマル度が高いです。お母様がドレスをご着用の場合には、どのようなドレスなのか事前に確認しましょう。


母親のご衣裳を参考に

基本的には、フォーマルドレスやセミフォーマルドレスで上品な印象のものが好ましいでしょう。ドレスのお色や柄に、決まりはありません。フォーマルさを意識したいのであれば、落ち着いたお色や無地のドレスが適しています。またアクセサリーなどお小物で、華やかな印象をプラスしてみるのもおすすめです。

年が近い兄弟姉妹のご結婚式では、友人や同僚のご結婚式に着用した同じドレスを選ぶこともあるかと思います。その場合は、ご姉妹としてふさわしい服装であるかを考えるようにしましょう。華やかさも大切ですが、ゲストをお迎えする立場として品のある服装を心がけることが大切です。

新郎新婦の姉妹様には、それにふさわしいフォーマルな装いが求められます。さらに格式のある会場では、場にふさわしい華やかさと品のあるドレスがふさわしいでしょう。

今回は、ホテルウエディングをはじめとしたご結婚式におすすめなフォーマルドレスをご紹介します。

Antonio Riva / ダブルレース ミモレ丈ドレス

≪ドレス詳細≫ Antonio Riva / ダブルレース ミモレ丈ドレス

アントニオ・リーヴァのダブルレース ミモレ丈ドレス。総レース仕立ての華やかなフォーマルドレスです。お肘まで隠れるデザインは、ご両親やほかのご親族様が留袖など格の高いご衣裳をお召しの場合でも、バランスの取れた装いとなります。

総レースが軽やかな印象を与えますので、リゾートウエディングやガーデンウエディングにもおすすめです。特に、露出を控えることが推奨される日中でのお式にはぴったりな一着です。


Antonio Riva (アントニオ・リーヴァ)は、花嫁さま憧れのウエディングドレスブランドでもあります。当サロンは、日本で唯一「アントニオ・リーヴァのフォーマルドレスライン」を取り揃えております。花嫁さまとご姉妹で揃ってアントニオ・リーヴァを着用すれば、特別な思い出となることでしょう。

Teresa Ripoll / ビックカラー ミディ丈ドレス

ご結婚式でのご姉妹のドレスは、ミディ丈やミモレ丈のドレスが一般的です。大きな襟が印象的なテレサ・リポールのビックカラー ミディ丈ドレス。お膝がしっかり隠れるミディ丈のドレスですので、着席の際にも安心です。

ウエストのリボンのデザインも相まって、パッと目を引く華やかさをもった一着。品の良さと高級感のあるこちらのドレスは、ご親族様にこそふさわしいドレスです。

Teresa Ripoll / スタンドカラーミディ丈ドレス

「目立つのが苦手」「落ち着いたデザインが好き」「でも地味で浮くのは避けたい」といったお声は、当サロンにドレスをお選びにいらっしゃるお客様からもよく耳にします。

ご結婚式の服装は華やかなものといったイメージが強いですが、もちろんシンプルなドレスもご着用可能です。ただしシンプルなドレスほど、素材の良し悪しが目立つもの。上質な素材、上品な質感のドレスを選びましょう。

テレサ・リポールのスタンドカラーミディ丈ドレスは、シンプルなデザインに品の良さが引き出された一着です。生地の落ち感を活かしたゆったりと広がるAラインのシルエットは、着心地も良く動きやすさにも優れています。お顔近くに黒のラインが入るデザインは、落ち着きのある大人な女性を演出します。

Micie.Prive(ミーチェプリヴェ)の店内写真。

ミーチェプリヴェでは、季節や場所、ドレスコードに合わせてドレスをご提案します。ご希望に寄りそったマザードレス、フォーマルドレスのご案内が可能です。

大切な1日をより素敵なものにする、最高に輝ける1着をご用意させていただきます。お悩みのある方、迷われている方はしっかりサポートさせていただきます。

サロン試着、ECサイトでの宅配試着併せてご予約、お問い合わせを心よりお待ちしております。

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